月1回等、
定期的にミーティングを行っている医院さんもあると思います。

もちろん、
予約を切って行うケースがほとんどでしょう。

・医業収入ゼロ
・人件費はかかる
・光熱費はかかる
・準備時間の人件費もかかる

と何かと多大なコストをかけてまでして行うミーティング、
ムダにはしたくないものです。

今回は、そのミーティングを
実りあるモノにするために、必要なことは?

 

 

1、批判してはいけない?

ミーティングは主に、
現状を改善して、向上させていくために行われるので、
どうしても、批判といった、マイナスの発言も必要となります。

そこで、本によくある

「批判はせず、良いところに目を向けましょう!」

という言葉を真に受けて、
キレイなことばかり言っていると、
なかなか前進できません。

やはり、
・良くない現状
・正当化したくなる現実

に目を向けなければ、組織は良くならないのです。

 

 

2、ミーティングで一番大事なこと

では、どうすればいいのか?
答え

『人を批判するのではなく、制度や仕組みを批判する』

 

人の粗はどうしても目につきますし、
直してほしいとも思います。

しかし、自分が批判されたと時の気持ちを思い出してください。
やはり、ツライものはありますし、
感情的にもう、
その批判した人をうけつけたくない気持ちになることもありますよね。

ですから、
人は批判せず、精度を批判する。

ある程度、
現状の良くない面は、話題に出したり、
従業員から意見として拾わないと、
組織発展のスピードは遅くなります。

 

 

3、具体的に制度を批判するとは?

では、制度や仕組みを批判するとは、どのようなことでしょう?

例)

・勤続歴だけが長くて、人間性が低い人が跋扈(ばっこ)しているのは、
年功序列制度になっていて、能力や貢献度を評価する仕組みになっていないから

・院長一人が忙しいのは、従業員の能力不足ではなく、
役職者の権限を明示していないから

・遅刻した人が、なぜか偉そうなのは、
それでも許されると思っているから。
制度できちんとマイナス要素として明示していないから

 

4、まとめ

・ミーティングでは、現状に目を向けないと、ムダな時間となる
・ある程度の批判・否定がないと、進化はない
・その際、人ではなく仕組みを批判する

※ミーティング進行の細かい手法は、またの機会で