クリニック専門 組織コンサル
ほうすう(鳳雛)の田原です。
 
 

人が殊更に叫ぶこと。その逆がその人の本質

 

 
 
さて今回は、本質のみをシンプルに。
人材のの見分け方、見極め方について。
 
 

1、人を見分ける方法

 
人材の見分け方は簡単だ。
 
何に着目すればいいのか?
 
 
それは、その人の
 
A、言っていること

B、こちらが何か投げた時の、表情・反応

 
ひとまずはこの2点だけに着目すればいいです。
 
※一方で、
「人の言っていることは当てにならない、行動こそその人の本音が出る」
という考え方もあります。
それも正しい。
ただ、言葉も本質を探れば、ある程度、本音・本性が垣間見れます。
 
 
 
 

2、その人の本質が出る時

 
例えば、
 
A、言っていること
友人が多い人は、別に自分が友人が多いことを
改めて、自分の口で言わない。
 
友人が少ない人こそ、
少ない友人とのエピソードを殊更に叫ぶ。
 
本当は真の友人が少ないからこそ、
「自分は友達が多い」
「私は愛されている」
アピールをよくする。
 
具体的には
『仲間の大切さを痛感しました』
『協力が大事だと思います』
 
こういうセリフが多いのが特徴だ。
 
本当は、それを欲しているからこそ、
訊かれてもいないのに、言いたがる。
 
人が殊更に叫ぶことの
“逆”
それがその人の本質。
 
 
B、こちらが何か投げた時の、表情・反応
友人が多い人に、
「あなた、実は友達少ないだろ?」
 
と投げかけたとしても、
余裕の態度で笑い飛ばせる。
 
が、
口では「友情」とか「友達に恵まれている」と言いながらも
本当は友人が少ない人こそ、
ヒステリックに反論する。
 
人は本音を突かれると、
冷静さを保てなくなることが多い。
 
ある程度、信頼関係を構築できたら、
たまに冗談ぽく、ブラフをかけると、本質が見えることがあります。
 
 
 

3、近しい人の本質もわかる

 
今回は、
面接や採用を例にあげましたが、
もちろん、近しい人にもこれは当てはまります。
 
大概、
上記のような発言や態度を人は取っているモノ。
 
一度、ご自身の発言を省みたり、
職場の人の発言とかを注意深く観察してみてください。
 
何か、
表面上ではわからない、
「本質」が見えてくるはずです。
 
・殊更に「夢」という発言が多い人は、夢のない人生を送ってきた人
夢を追い続けてきた人は、当たり前のことだから、今さらいちいち口に出さない。
・殊更に「謙虚」という発言が多い人は、自分が謙虚でなかった人。
謙虚な姿勢が当たり前の人は、いちいち声高に叫ばないし、他人に強要しない。
 
 
 
 

4、まとめ

 
A、相手の本質に迫る言葉を投げた時、その反応はウソをつけない
B、人が殊更に叫ぶことの『逆』。それがその人の本質
C、自分は何を、妙に、殊更に、叫ぶか?一度振り返るのも自分を知る上で大事
 

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