普段は、
経済は語らず、
経営を語るようにし、

政治的な発言や、
宗教的な発言は控えるようにしています。
(個人的に、どちらにも無関心なのもあり)

しかし最近、
ニュースを観ていて、
アメリカのトランプ大統領がWHOを非難し、脱退も警告している事象を考察していたら、

「クライアント先のスタッフの方にあった現象と同じだなー」

と感じましたので、
それを記事にまとめます。

 

1、トランプのWHO批判の意図を考察

人の言動や行動には、
それなりに理由があるものです。

ましてや、国政を行う大統領とまでなると、
ひとつひとつの言動にも
深い意図や思惑があるものです。

なぜ、トランプ大統領がWHOを批難しているのか?

普通に考えれば、
中国発祥(と考える)のコロナ被害に遭い、
そして中国に忖度したWHOのせいで被害が世界規模に拡がった。

国際的な経済活動までもストップし、
多くの死者まで出したのだから、WHOの落ち度は計り知れない。

といったところでしょうか。

一応、中国の名前も出して批判していますが、
あくまで主眼は、WHOを責めるテイです。

 

基本、人間は
自分にもメリットがあるからこそ、
行動や言動を決めることが多い。

なぜ、トランプがWHOを批難するかを少し考えると、

a、大統領選挙がある→
b、トランプの支持層は農業従事死者が多い
c、その農家の農作物は、中国にお買い上げいただかないといけない→
d、中国が農作物を買わないと、自分の選挙の時に困る→
e、だが、コロナによる国民のフラストレーションを発散させるべく、誰かを悪者にして戦う姿勢を見せないといけない→
f、中国を直接責められないから、矛先をWHOにする

 

あくまで推測ですが、
私の勝手な見解はこんなところです。

要するに、
端的に言うと、

本気でWHOを責める気もなく、
パフォーマンスで責めている。

なぜなら、その方が選挙の観点から、自分にメリットがあるから。
すべては選挙に向けての言動。

何事にも、
本人のメリットや思惑があるもの。

 

2、医院のスタッフも同じことをしていないか?

これを考えた時に、
コンサルティングをしている時の、
クライアント先のスタッフの人を思い出した。

ちょっと院長が不備をしただけで、
過剰に反応するスタッフの人もいたりする。

パフォーマンスで、

・辛いフリ
・被害者のフリ
・傷ついたフリ

をして、相手を悪者にして、
自分が過ごしやすい環境を作る人もいます。

「悪いのは院長だから!」
「悪いのは師長だから!」

と被害者面して、自分が得しようとする。
搾取しようとする。

自分は被害者なのだから、
(いろいろな意味での)損害賠償してもらって当然だ!
と、

・自分に優位な条件を突きつける
・自分がラクしても許される環境にしていく
・怠惰な自分の行動も、他人のせいにする
・自分の至らなさを正当化する
・金銭的に得しようとする

このようなことは、
現実問題として、起こり得る。

スタッフの方の中には、
実にしたたかに、
この『フリ』をする人が一定割合で存在する。

なにかと、
過度に、
「被害者発言」
をする人がいたら、

一度立ち止まって、
その人の意図やメリットを考えてみると、

意外と、
大して傷ついてもいなく、
大変だったりもせず、

搾取する理由を獲得できて、
ほくそ笑んでいる可能性もある。

これは、
・対院長
・スタッフ対スタッフ

両方で起こり得る現象。

何事も感情論で判断せず、
冷静に、『思惑』も考えてみることは重要

 

3、まとめ

A、表層的な事象だけに反応せず、思惑を考えてみることが大事
B、自分の医院を選んでくれたスタッフを信用することは大事。
同時に、色眼鏡を取り除いて、冷静に疑うことも大事
C、現実問題、したたかでずる賢いスタッフも存在する。感情論で判断しない