今回は「管理職の役割」に関してです。


結論を先にお伝えすると、
「管理職の役割」
は、ひとまずこの2つです。


それは、

1、「恥ずかしい」ことを恥ずかしがること

2、「部下の非は、自分の非」の考えを常に持つこと

1、これをできている人がいるのか?

上記、

1、「恥ずかしい」ことを恥ずかしがること
2、「部下の非は、自分の非」の考えを常に持つこと

当たり前のように感じますが、

私がこの指摘をする前から、
上記1・2がきちんとできている、
院長、管理職の人は、
ほとんどいません。

クリニックの管理職の人で、
上記ABができている人に出会ったら、
私はビックリします。
それくらい、少ないということです。

「ほとんでできている人がいない」


ということは、
それだけ、


「やれば価値が高い」

ということです。

 

2、医院の管理職の現状

管理職の人であっても、
自分がすべきことをしていなかった時に、


a、〇〇さんががやらないんだから、私もやらない
b、ウチのスタッフAさんがダメなんですよ
c、忙しくてできなかったんですよ

 

こういうことを
恥ずかしげもなく、平気で言う人も、高い確率でいたりします。

私は毎回、残念な気持ちになります。

 

3、管理職としての姿勢

では、管理職としては、
どういう姿勢であれば、下の立場の人がついてくるのでしょう。

 

a、〇〇さんがやらないんだから、私もやらない
 →他人がどうであろうと、
  自分は身綺麗に、きちんとやる

b、ウチのスタッフAさんはダメなんですよ
 →Aさんがダメなのは、
  自分の教育や、手本が悪いかも?
  という発想はないのか?

c、忙しくてできなかったんですよ
 →「忙しい」は、主観であって、
  同じ業務でも「忙しい」と感じず、
  きちんと業務をこなす人もいる。
  時間は作るもんだろう。

 

といったところです。

そして、優秀な部下ほど、
そういう、
経営者や管理職の発言、考え方を
よく見ています。


もっと言えば、
上記abcのような発言をあなたがした場合、
部下はあなたを軽蔑しています。


これは間違いありません。

 

まとめ


管理職は、まず

1、「恥ずかしい」ことを恥ずかしがること
2、「部下の非は、自分の非」の考えを常に持つこと

を100%、毎日、常に
心がけましょう。

できていなければ、
あなたが信用を失っていきます。