連休前に、いらんことをすると離職につながる
 
 
こんばんは。
クリニック専門 組織コンサル
ほうすう(鳳雛)の田原です。
 
 
 
今回は、
『連休でやってはいけないこと3つ』
の話。
 
 
 
結論、
 
1、連休前に説教
2、連休中の宿題
3、連休中にLINE
 
です。
 
 
 
 
 
理由は下記となります。
 
 

1、連休前に説教

 ↓
連休前は患者数が増えて、混み合う医院もあるでしょう。
それによって
診療の流れや予約の入れ方といった
業務効率の悪さに不備が出ることもあります。
 
オペレーションが上手く回らず、
時間ロスやミスが生じることもあります。
 
それに対して院長が感情的になって、終礼で怒りだすと、
全体としてイヤ~なムードになります。
 
 
感受性の強いスタッフなら、
連休中も医院のイヤな側面にずっとフォーカスすることにも成り得ます。
 
そうすると、連休中に会う
家族や友人、恋人から、
 
「そんな職場は辞めたら?」
 
と言われ、本気で退職を考え出すこともあります。
 
 
 
 
 
 

2、連休中の宿題

 ↓
「この本読んでおいて」
 
 
こんな風に、当たり前のように
スタッフの連休中の時間を尊重できない人もいます。
 
基本、休日の時間の使い方は当人の自由です。
 
それなのに、
「感想文を書け」だの、「アイデアを出してこい」だの・・・
 
 
やる気に満ちた院長がやりがちなことです。
 
 
自分が仕事に燃えているから、
「スタッフも患者さんのためには、これくらいやるのが当たり前だろう」
 
と考えてしまう。
 
が、
連休中、スタッフはプライベートの用事があります。当たり前に。
 
友人やご家族、恋人と、以前からの約束がある人も多い。
そこで宿題があると、高い確率で家族や友人等に話します。
 
家族にしたら不快な気持ちになります。
連休を邪魔するような勤め先に疑問を覚えて、反対することにもなります。
 
 
 
 
 

3、連休中にLINE

 ↓
連休中にLINEを送ってくる。
 
自分がセミナー受講したりして、
気持ちがハイになって、
連休明けにやりたいこととか、
セミナー風景の写真とかを、スタッフに送り付ける。
 
そんな院長もいます。
 
熱くなって、少々、周りが見えなくなっているのですね。
 
 
スタッフにしたら、
雇い主に送られたら、無視するわけにはいかない。
返事をしないといけない。
それがストレスとなります。
 
受信したスタッフが
未読だったり、
既読スルーとかをすると、ふてくされる院長もいます。
 
それもスタッフにはお見通しで、
 
「情けで相手してやるか…」
 
となり、スタッフはため息をつくこととなります。
 
 
もちろん、
そのスタッフといっしょに連休を過ごしている人に対しては、
話題の種となります。
 
すぐに言いふらして、
友人たちは
 
「イタイ院長だねー」
 
なんて言ってたりしています・・・
 
 
 
 
※これが、
看護学校時代、衛生士学校時代の友人と会っているなら、
マイナスの口コミをしていることとなり、
今後の採用の面でも不利に働きます

 
 
 
 
 
 

4、まとめ

 
あれだけ様々な本で
『相手を尊重しよう!』
 
と述べられています。
 
その具体例の一つとして、
連休という、
スタッフの自由時間を軽く考えず、尊重しましょう。
 
連休中も
「スタッフにはスキルアップしてもらわねば!」
と、
スタッフの自由時間を奪うような、
ケチなことはやめた方が、長期的にはメリットが多いです。
 
 
 

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