最後こそ力を入れれば、挽回できる
こんばんは。
クリニック専門 組織コンサル
ほうすう(鳳雛)の田原です。
帰り際の態度を良くするだけで印象が変わる
このブログで再三、
『院長とスタッフの信頼関係が希薄だと、どんな取り組みも機能しない』
と申し上げてきました。
「じゃあ、どうすれば信頼度が上がるの?」
と問われれば、
手段は様々ですが、
今回は、
・一番お手軽で・一日30秒行うだけで
ある程度、信頼度が上がり、印象もUPする方法をお伝えします。
それは…
『スタッフの帰り際に、出口まで見送って挨拶すること』
です。
これ、
ほとんどの院長ができていません。
だからこそ、やれば他とは差がつきます。
そんでもって、効果もあります。
実際に
私のクライアント医院様では、
この行為の効果を実感されている院長ばかりです。
意外かもしれませんが…
時間にして30秒程度のことです。
別に
・朝礼でイイ話をしなくていいです・日頃からスタッフを過剰に褒めなくていいです・スタッフの髪型の変化に声掛けをしなくてもいいです
ただ、
スタッフの帰り際に、気持ち良く送り出すだけ。
これだけです。
なんでこんなことに効果があるのか?
やはり人は、
最後の印象が強く、深く、脳に残るものです。
日中、
多少不快に感じることがあった相手でも
最後の印象が良ければ、
「まあいっか」
と許せる人も少なからずいます。
繰り返しますが、
やることは簡単。
A、スタッフが退出する際に、院長もドアのところまで行くB、にこやかな表情をするC、一言のコメント + 別れの挨拶D、お辞儀
これだけです。
時間にして30秒ほどの話。
※Cの例→「暑いけど気をつけてね」「今日もお疲れ様でした」
騙されたと思って、
否、騙さないので、
ひとまず、一週間だけでも試しにやってみてください。
スタッフの院長への態度・表情が徐々に変わってくるはずです。
ほとんどの人が、
自分を大切にしてくる人のことを無下にはできないものでしょう。
追伸
多くの医院で、求人票には
「スタッフを大事にする医院です」
「感謝の気持ちが大事にする医院です」
「患者様にも仲間にも敬意を持って接します」
と言いながら、
行動が伴わないことが多いんですよね。
まあ「口だけ」と捉えられます。
スタッフの帰り際に
きちんと対応するだけで「口だけでない」医院の印象になります。
追伸2
・帰りは挨拶しない
・挨拶しても全体に一度言うだけ
・スタッフの顔も見ず、PC画面を見ながら「お疲れ~」の一言だけ
・座ったまま、足を組みながら挨拶
・院長とスタッフは全くの別行動、別空間でいつ帰っているかさえ知らない
という院長も少なくないのでは?
まとめ
・「感謝が大事。謙虚が大事。」と口だけの院長が多い
・たった30秒だけ、帰り際に気持ち良く送り出す
・その30秒は、大きな価値ある30秒
クリニックのマネジメント
・管理職が育たない
・自分勝手に動くスタッフがいる
・不義理な退職があった
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