今回は、
「優秀なのに、思った結果が出ない院長がいるのは、なぜか?」

に関してです。

答えは、

『勉強し過ぎているから。』

です。

 

 

1、勉強は絶対必要。だが

勉強は尊い。
つまらないTVを見たり、
酒を飲みながら、職場の人の文句を言っている人、

そんな怠惰なボンクラに比べたら、
勉強をしている人は、素晴らしい。
なかなかできるものではありません。

 

 

2、勉強以上に大事なこととは?

がしかし、過剰な勉強は、
それによって、アウトプットや、実験の時間を侵食してしまう。

勉強は結局、ゴールである“成果”を出すための、仕入でしかない。

成果を出すためには、アウトプットが必須です。

アウトプットのスタートは実験。
ヤケドを負わない程度に実験(試しのスタート)をして、
微調整していくことが重要。

勉強なきアウトプットは、猪突猛進なだけで、徒労に終わることが多い。

勉強は尊い。

がしかし、勉強が最上級ではないですよね。
ゴールではないですよね。

 

 

3、『勉強』とは尊いからこそ・・・

勉強と言うのは、
酒やタバコといった悪いことではなく、
良いことをしているだけに、そこに満足感が入ってしまう。

かくゆう私も、時間さえあれば本を読みたくなるし、実際に読んでいることが多い。
悪いことをしていないので、その最中、その時間を悪とは思わない。

しかし、時間が過ぎてみれば、
アウトプットの量が断然に少なくなっていることに気づく。

『自分の評価は、他人がする』

勉強によって、知識量が増えたあなたの頭の中は、他人には見た目ではわからない。
他人はアウトプットによって、あなたを評価します。

こと、クライアントの院長は、勉強好きな人が多い印象です。

 

平日は診療で疲れていらっしゃるにも関わらず、
日曜日までもが、遠方まで出かけて、勉強会やセミナーに参加されて
自己研鑽されている。
本当に素晴らしい。
尊敬します。

ただ、私がコンサルティングに入って、
クライアントの成果が変わる瞬間というのは、

私が
「院長、勉強の時間を少々減らしてでも、行動とその確認の時間を増やしましょう。」
「期間限定でいいので、今は医院のマネジメントに力を入れましょう。
 ある程度落ち着いたら、また勉強の時間を作ればいいじゃないですか」

と言い、それを聞き入れてくれた時だ。

これは事実として、間違いない。

 

 

4、まとめ

・勉強は結局、成果を出すための仕入である
・勉強は良いことであるだけに、
過剰にやり過ぎると、アウトプットの時間を奪う
・期間限定でいいので、
勉強量を減らして、医院向上の具体的行動を増やすことが重要