あなたが、
クリニック内でのミーティング等、何かを伝える時、
スタッフの方々はちゃんと聴いてくれていますか?

全員が全員、意識の高い、熱意のあるスタッフ!!

ということは、組織ではなかなかなくて、
(むしろ珍しい?)

院長先生の内心は
「全体に言っているが、実はお前のことを言ってるんだ!
そのお前が一番聴いてないとは、何事だ!!」

という気持ちが沸沸と沸き上がってきたことも
一度や二度ではない
という経験はございませんか?(笑)

 

“メッセージの法則”
といった言葉が確かあったと思うのですが、

「伝えないといけない人ほど、聴いていなくて、
 伝える必要がない人ほど、ちゃんと聴いている。」

といったものです。

これも心当たりはありませんか?

 

今回は、
院長先生が何かメッセージや大事なことを
スタッフの方々に伝える時の注意点をお伝えいたします。

 

まず、大事なことは
『順番』
です。

ただ、情熱を持って、一所懸命伝えればいいかというと
そうでもなくて、
行動・言動には順番が大事なのです。

何の順番かと申しますと、

「伝える前に、まずは好かれていること」

です。
この「好かれる」とは、
媚を売って、仲良くするといったものでなく、
畏敬の念といいますか、
「この人の言うことなら、聴こうか」
と最低限は思わせる、人間的魅力を持つということです。

人間的器とも言えます。

 

では、
それにはどうすればいいか?

例えば、下記のようなことです。

・仕事をきっちりする
・スタッフの方々との約束はきちんと守る
・自分が「やる」と言ったことは、ちゃんとやる(スタッフ様は覚えています…)
・患者様をなるべく待たせない
・人によって態度を極力変えない
・たまには、スタッフ様がする仕事もいっしょにする

といったことです。

格別に難しいことでもなく、
むしろ当たり前レベルのことです。

 

「何を伝えるか」
よりも
「誰が伝えるか」
の方が大事です。

まずは、日々の小さなことを愚直にこなし、継続するのが
長期での伝達力を高めるのには
欠かせないことですね。

 

では、“伝達力”ということに関して、具体的に述べていきますと、

1、適切な、時と場所を選ぶ
2、最初に「〇〇の話をする」と警戒心を解く
3、その話をする意義・意味あいを伝える
4、伝えたいことを伝える(途中で確認を取ったり、質問を受け付けたりしながら)
5、おさらいをする(まとめ)
6、最後に再度、疑問点や質問を受け付ける

 

1ですが、
話してはならないタイミングや、
話してはならない場所ってのは、あります。
同じことを伝えるのにも、
この選択を間違えるとエライことになることもあります。

 

2ですが、
院長先生から何か言われると、
最初の一瞬、
聞き手にしたら、
「なんか怒られるのかな?」
という警戒心や恐怖心が生まれる人もいたりします。
早い段階で、
「〇〇のことを伝えたいんだけど、今大丈夫?」
と言ってあげれば、
相手もホッとした表情に変わります。

 

3ですが、
これを先に言う必要があります。
〇〇をこれから言うけど、
これには、こういう意味があって言うのだよ。
(医院や自分(院長先生本人)のためだけで言うのでないよ)
ここが、納得できるものでないと、
聴き手は聴く姿勢を持ちませんし、
3が抜けると、スタッフ側で勝手な誤解を生むケースにもつながります。

 

4ですが、
立て板に水のごとく話されても、
聴いている方は、しんどいだけです。
長い時間、聴く集中力も持ちませんし、
途中で疑問がわくと、それ以降の話が耳に入らないこともあります。

途中でちょこちょこ
「ここまでの話、どこまで理解できた?」
「ここまでで、何か気になることある?」

と相手への投げかけを入れてあげると
話も聴き易いし、聴き手の疑問点も払拭されます。

 

5ですが、
話が長い場合、前半の話のことなんて、
忘れている場合があります。
再度、要点のまとめを入れてあげてください。

「要するに、伝えたいことをまとめると3点なんだよ。〇と△と・・・」

 

6ですが、
最後に再度、
疑問点や質問を訊いてください。
人間、話の途中だと、質問しづらい人もいますし、
1回訊かれただけじゃ、遠慮するけど、
再度訊かれると、
「じゃあ、質問してもいいんだな」

とそこでやっと質問する人もいます。

 

何かを伝える時、
・診療中
・朝礼
・ミーティング時
等、いろいろ時と場合があると思いますが、
最低限、上記は押さえて欲しい流れです。